Friday, March 30, 2018

映画「紙の月」




紙の月

主演 宮沢りえ

あらすじ

銀行員である主人公の女性リカ(44?)が、ある取引先の爺さんの孫と不倫関係になる。
その孫は学費を稼ぐために150万程度の借金を消費者金融からしており、これを返そう
とリカは銀行の金を横領する。

中身の感想

内容的には失楽園的な感じだった。まあ反吐がでる反吐がでる

キャラクターは遷移しており、朴訥な銀行員のおばはんが、若い男の子にはまる…というクソみたいな内容である。ただし、この際にホストに貢ぐ的な感じで男の子の学費を肩代わりしたり、振り回されたり、見栄を張って金をバンバン使って、銀行の金を総計3000万横領するところ….また、追い詰められて爺さんに体を売ろうとするうしじまくん的な展開などかなりやベーやつだ。

個人の感情的には、こういう人と結婚したら人生罰ゲームだなというのがつまったようなキャラだった….が、そのむちゃくちゃさがストーリーを運用するメインのトリガーとなっており、それを巡っての手に汗握る感じがこの映画の肝、といったところであろう。

あと高橋みなみかわいい。また、宮沢りえの演技の幅とか実力がしっかりプレゼンされている。

手法として、日本映画に多いが、「身体的に危害が加えられる」スリルでなく、その写像として「社会的に死ぬ」、という島国ならではの重みのあるリスクを一つの指標として、そこに持っていくことで視聴者の注目を集める、というやり方は、漫画とかにも応用できそうな気がした(特にコメディとかで)


あとは、エロシーンできちんと濡れ場が抑えられている、というところもポイント。

そんな感じ

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