Monday, October 30, 2017

安倍晋三信者について


自民党や安倍政権の良し悪しとは別に、この番組はなんかしらけるな、と思った。

どちらかというと保守さんのコンフォートゾーンの中で批判を堂々巡りでやっているという感じだ。


「あの三島由紀夫が」とかいうくだりも正直どうでもいい。


この番組では、安倍晋三に7、8割喋らせて、一人の司会者がそれぞれの メンバーの意見を聞いたり議論させたりすべきだったが、狂言回し的な存在、すなわち、司会になるべき人間が司会をせずにひたすらしゃべりまくり、司会として機能していない。

聞いていて飽きる。

朝日新聞と毎日新聞が報道媒体として終わっているのは周知の事実なので、(イデオロギーを消費させる媒体を「新聞」と銘打つべきではない)それについては同意だけど、なんか全体的に右翼に偏っているのと理路整然と何かを明らかにしていくような議論でもなく、おばちゃんの井戸端会議みたいで、かつ安倍晋三というゲストに全然喋らせないとんでもなく退屈な番組だった。


 三島由紀夫は確かに右だったけど、彼は割と多様な価値観について、またそれの共生としての民主主義について(文化防衛論だったと思う)理解のあるバランスのとれた人間だったので一枚岩ではないし、


「こんな偉大な文学者が」という副詞でその人間のイデオロギーや 考えを普遍化しようとするのもおかしい。

また、自民党の創立には戦後GHQが絡んでおり、アメリカへの従属関係は昔と変わらないしそれが自民党を自民党たらしめているものだから仕方ない。


 右も左も、偏るとろくなことがない


徹さん、 徹子さんは基本人の話を聴く側に回りますよ
徹さんは自分の話したいことをくっちゃべりすぎ しらける



あと、三島由紀夫が国を憂いて死んだ、というのはほぼ確実に間違いと思う

あの人は昔から死にたくて死にたくてたまらない人だった(今で言う所のリョナラーに近い。傷つけたり傷つけられる自分を想像して興奮する的な)

三島さんは幼少期に祖母から虐待じみたことを受けていて、それが彼の自己肯定感をかなり侵食したこと、

それを克服するために三島さんは文学などに走ったりしてものすごく頑張ったけど、でも最後は死ぬという結論しか出なかったこと。

死ぬための大義が欲しくて、憂国というのは、死ぬための格好の言い訳を見つけたということ。

本人の偉大さや文化的貢献とは別に、彼はかなりボロボロな人だったというのは周知の事実である。

神格化すべきでない




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個人的に安倍晋三氏は好きでも嫌いでもない

また、権力の監視としてのメディアにも賛成である

だが、 理路整然としていない煽るだけのよくわからない2chの連投コピペみたいな報道には気持ち悪さを感じる

そういうのばっかなので新聞とか読みたくない

MXとヤフーニュースしか見ない....

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